VC++2010でODEのインクルードファイルを設定する


Open Dinamics Engine(ODE)は、物理演算エンジンです。
主に、研究開発のシミュレーションやプロトタイプに用いられます。

ODEの学習には、
demura.net:ロボットの開発と教育
がとても参考になります。

さて、demura.netさんを参考に
windowsにODEをビルドする場合、
説明と一致しない部分があったので解説いたします。

簡単!Visual C++ 2008 EEを使った自作ODE0.11.1プログラムのビルド法
には、
ツール(T)→オプション(O)を選択し,VC++ディレクトリのインクルードファイルを以下のように追加する.
とあります。

が、しかし、VC++2010EEでは、
ツール>オプション>VC++
でインクルード ファイルを設定することはできませんでした。

2010からは、プロジェクト単位で、
インクルードファイルを設定するようになったようです。

この問題を解決するためには、
プロジェクト/ソリューションを開いた状態で
プロジェクト>プロパティ
に飛ぶと、インクルードファイルを設定することができます。


VCをある程度使いこなしている方には、
"あたりまえじゃ~ん。"ということかもしれません。

筆者がVCを使うのが、ちょ~久しぶりなため、
ど忘れしていました。

しかし、同じ状況に陥ることもありうるので、
ご紹介しました。