[B]第一章の理解度チェック1 独習C++

1.ポリモーフィズム、カプセル化、継承について簡単に説明しなさい。

ポリモーフィズム:
ある情報に対して取り出すデータというものは、一つとは限らない。
解釈というものは無数に存在する。

たとえば、1を例に上げる。
1のデータ型はなんだろうかと考えた時に、
bool型、int型、foat型、double型、char型などが考えられる。

このように、データに対して多角的にアプローチできると考えるのが
ポリモーフィズムである。

2.カプセル化:
ウィトゲンシュタインは、「実体は形式と内容からなる」と述べている。
※論理的哲学論考(2-025)

この形式と内容をまとめて把握することをカプセル化という。

カプセル化には、混乱を回避させる特性を与えることができる。

ある実体について、
観測者が内容を全て把握することは、
混乱を招く場合がある。

例えば、ロボットのフレーム問題がこれに当たる。

あらゆる可能性を試算できるロボットがいる。
このロボットが行動する時、
あらゆる可能性を考慮するため、
最善と言える行動を導くことができず、
フリーズしてしまうのである。
これがフレーム問題の概要だ。

したがって、観測者は、
得たい情報のみ取り出せれば、処理はシンプルに行えるのである。

3.継承
クラスの実体は属性である。

例えば、筆者を一つのクラスと考える。

このクラスは人間であるため、
人間が持つ特性を、すべからく持つ。

この人間の特性を、そのまま筆者が利用可能であることを継承という。

教科書的解答:
ポリフォーリズム:1つの汎用インタフェイスを使用して、複数の異なる機能にアクセスする仕組み。
カプセル化:コードとそれに関するデータのつながりを保護する。これによって不要な干渉を防ぐことができる。
継承:1つのオブジェクトが他のオブジェクトの特性を受け継ぐプロセスのこと。

ま~ニュアンスは合っているということで。