全てがうまくいってたら、それは”普通”になるのである、というお話。
あなたは、歩くことに困難を覚えるだろうか。
大抵の人が困難を感じないだろう。
歩くことに困難を感じる人はこう思うはずだ。
「ああ、今日はうまく歩けた」
歩くことが日常になっている人は、こういったことに感動を思えない。
なぜなら、それが普通のこと、であるからだ。
逆に、「普通のこと」でないからこそ感動や困難を感じる。
つまり、うまくいくことは、「まれ」であるのだ。普通ではない。
困難を感じるからこそ、「普通のこと」のハードルが下がる。
日々に感情を与える。
しかるに、人間は発展を求め、困難の連続だったのではないか。
だから我々には、感情が備わっているのだ。