何故CakePHPを使うのか


 世の中なかなかうまく行かないもので、

例えばCakePHPは簡単だと言って、手をつけてもよくわからない。
何がうれしいのかとんと不明だ。

でも一歩下がって、PHPでプログラミングを経験した後、
CakePHPを使うと大変便利だ。


 正直、DB周りはいっつも同じ事ばかりやる。
そのDB周りのモジュールを自動生成してくれるのがCakePHPだ。
CRUDを自動で作ってくれるのは大変うれしい。

そこでやっと、アルゴリズムに専念できる、という恩恵が受けられるのだ。
誰だって、htmlやSQL、メタPHPが入り混じった構文を読みたくはないのだ。

同じようなことは、PHPに限ったことではない。


例えば、C言語を勉強していて、
スタックという言葉に出会ったとする。

スタックを使う意味がわからない。配列でいいじゃんと思う。

スタックはアセンブラ時代の概念だ。
そして、OSだとか自作言語だとか、すこし下がった視点でものを作ろうとする時、
その概念がわかってきたりする。

なにか言いたいかって言うと、
早い、易しい、といって、いきなりその環境に飛び込むのも悪くないけど、
もう一段低い環境に慣れておくと、新しい環境はすんなり受け入れられるものだ。

これって、開発だけじゃなく、
人生においても言えると思うのだ。