超訳CakePHPブログチュートリアル -記事モデルの作成


前の記事まででやったこと:

この記事でやること:

  • 記事モデルを作成する


これまでの工程を、環境の設定だ。
ニュアンスでいうと、
インストールのようなものだ。

ここからは実際に開発に入っていくよ。

プログラミングでは一般的にアルファベットが使われる。
日本語はあまり好まれない。

そこで、これからは記事をPostと呼ぶことにする。

Postはデータだ。機能ではない。
そこでざっくりとした説明で前述したように、
データを扱うためには、モデルを作成する必要がある。

CakePHPにモデルを作ると、モデルに対して、
  • 表示
  • 追加
  • 編集
  • 削除
が行えるようになる。

CakePHPを使わない場合は、
表示、追加、編集、削除の機能を
アプリケーションに合わせて作らなければいけない。

でも、データの表示や追加なんてアプリケーションでは絶対使うだろう?
最初からこの機能が盛り込んであるのが、CakePHPの利点だ。


記事モデルの作成:

では、記事のモデルを作ろう。
モデルは、/app/Model/フォルダ内に作成する。

そこにPost.phpというファイルを作って、以下のように記述する。
class Post extends AppModel{
}

Postなどの命名は、単数形で、単語の先頭を大文字にする。
これをキャメル記法という。
( "CamelCase" と書くと、大文字がラクダに見えることが由来なんだってさ )

キャメル記法で"Post"と記述すると、
CakePHPがモデルだと認識してくれる。

するとCakePHPは、
"きっとPostsControllerで使用されるんだろ~な~"とか、
"postsというデータベースで利用されるんだろ~な"とかを、
推測してくれる。

言わなくても、名前だけで、機能を結びつけてくれる。
これもCakePHPの利点だ。


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