Rubyが"純粋なオブジェクト指向"と呼ばれる理由

例えば、数値の絶対値を求める場合を考える。

Javaでの構文は以下のようになる。
number = Math.abs(number)

これに対しRubyでは以下のようになる。
number = number.abs

つまり
Javaでは、算出オブジェクトに絶対値を計算する機能がある。
計算には、数値オブジェクトを使う。

Rubyでは、数値オブジェクトに絶対値を計算する機能がある。
詳細は全て、数値オブジェクトが見てくれる。

我々は、数値オブジェクトからabsメソッドを呼び出せば良い。
同じことがRubyの全てのオブジェクトに当てはまる。

これが「Rubyは純粋なオブジェクト指向言語である」という理由の一部だ。

参考文献: