[B]読書メモ ”ファウスト 第一章”


  • 挙句の果てに分かったのは、要するに何一つ知ることはできないのだ。

  • 自分に問うてみろ。お前の胸の心臓はなぜ不安げにわなないているのだ?言い知れぬ切なさがあって、何もする気がおきないのはどうしてだ?

  • 精神がどんなにすばらしいものをつかみとっても、すぐさま月並みがくっついてくる。地上の善に届いていても、一つ上から見れば、善もまた偽りであり、妄想だ。

  • きみはただひとつの欲望を知るだけだ。他の欲望は遠ざけて、けっして近づけないことだ。

  • 精神には疎んじられ、自然には締め出しを食らった。思索の糸は切れ、すでに永らく知識とくると吐き気がしてきた。官能の深みに落として、身を灼く情念を沈めてもらおう

  • めまいを覚えたり、切なさの極みの快楽、愛の果ての憎しみや爽快な腹立ちを覚えたいのだ

  • 時は短く、芸術は長いというから、芸術の方面に教えを乞うのはどうだろう?

  • まずここを出ていく

  • 時間割を作るといい。手始めに論理学をオススメしよう。論理学は精神を締めあげてくれる。思索の道をいくのに安心して歩ける。
  • これまでなんとなしにやっていたこと、例えば飲んだり食ったりを、1、2、3と秩序立てなくてはならない。
  • なんであれ、分類しておくといい
  • 論理学の次は形而上学をやるといいだろう。
  • 毎日授業は5時間だ

  • 自身が付けば態度も変わってくる

  • あろうとなかろうと、やれば始まる

  • ああ、生まれて来なければよかった!