[B] 書評 "絵本を作る"


今日も、良著に出会うことができた。
この出会いこそ、読書の醍醐味である。

絵本を作る
著者:五味太郎
出版:ブロンズ新社

この本の魅力は、
なんといってもそのユルさ。

全ての節の終わりに、
「かんたんでしょ?」と付けると、
本当にそう思えてくるのである。

内容は、エッセイ風の絵本の作り方なのだが、
筆者(私)は、そこに哲学や禅を見た。

しなやかな思考。すなわち
「柳に雪折れなし」
なのだ。

人生の一冊に今日も出会えた。